Written By: 川俣 晶
「高円寺付近で移動中に見つけたもの。庚申って書いてあるので、庚申塔の一種なのかな」
「どこ?」
「場所はこのへん」
「今日は時間の都合で面白そうなものに気づいてもかなり素通りしたぞ」
「時間の都合では仕方がない」
「無限の時間が欲しいね」
「それさえあればバッチリ?」
「いや、いい加減疲れるので限界がある」
「ぎゃふん」